阿波銘木です。最近、本箱に加わった2冊。
最近 本箱に加わった書籍
内容紹介
パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた
松下政経塾。
この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、
いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。
企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、
まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、
給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで
「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたるものまたリーダーを目指す人は
日々なにを心がけておくべきか。
本書では、松下が当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約百時間を
中心にしつつ、政経塾の人間教育をベースにして構成されたものである。
物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるために
大切なことが凝縮された一冊。
内容紹介
今の状態を脱け出して大きな「飛躍」を得ることができるのか。
危機に陥らないよう経営をし、それでも生じた幾多の危機をも乗りこえてきた
経営者・松下幸之助。事業経営に命を懸けて一生涯取り組んだ人間ならではの
熱き思いと深き思索が、経営者たちの真摯な質問に対峙することで、見事に発露する。
本書は、経営者・経営幹部そしてこれから「社長になる」つまり次代のリーダーに
資するところがある思われる発言を膨大な記録の中から42項目に厳選し、
熱意・覚悟・信念・素直・信頼・飛躍の計6章構成にしたものである。
不況克服が出来ないまま、ますます熾烈な闘いを強いられている企業経営において、
いま絶対に必要とされるものはなにか――松下が自らの体験をもとに
厳しくも温かい言葉を投げかける。