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阿波銘木 公式ブログ

有限会社 阿波銘木 公式ブログ

机上名札 3年目の約束

登別の阿波銘木です。

2018年、室蘭市浄光寺様より仏閣を建てるべく敷地内に建っていたカラ松丸太を山田住職からいただきました。

 

その折、乾燥しましたら記念になる物をお造りいたします。とお約束を致しました。

 

3年を経て カラ松丸太は美しい机上名札に形を変えて

浄光寺 様へ寄贈させていただきました。

 

大変喜んでいただき、約束を果せたことに安堵いたしました。

また、釘を持たない宮大工が建立されました本殿を拝見させて頂き、

檜の一本柱や梁から漂う芳香で満たされたその空間は森林を思わせました。

隣接する会館は、スローなジャズが流れ、まるでホテルのラウンジです?

 

帰りには、届いたばかりの山梨のシャインマスカットを頂きましてとっても美味。

ごちそうさまでした。そして有難うございました。

 

 

 

 

category : 近況 author : 大住 美春
tag : 

机上名札

 

カラ松

 

丸太

 

2019年1月、山へ

 

大寒も過ぎ、本格的な冬へまっしぐら!

北海道は登別の阿波銘木です(^-^)/。

 

木製品は丸太を製材し、半年から一年(物によっては三年以上)寝かせた乾燥材から製品作りが始まります。

1月17日、丸太を仕入れに山へ行ってきました。

今年になったばかりですが、来年以降の製品用です。

 

臼材の太い丸太も数本あり大喜びでiPhoneで写真を撮ろうとしたところ、

なんと!電源が落ちて真っ黒になってしまいました

寒さの影響だとは思いますが、2014年購入のiPhone 6 、買い換えの時期を通り過ぎました。

画面も落として割れてますし、スピーカーにしなければ相手の声も聞こえません

 

あたたかな事務所で復活したiPhoneに残っていた写真をとりあえずUPすることにします。

 

氷点下6度の空は青く、空気は突き刺さるほど澄み渡り、ほっぺがかじかんでしまいます。

杵の材料のイタヤ材、伐採したばかりで小口がとてもきれい、まっすぐな姿もステキです。

 

吟味しているのは、杵の柄の材料です。丸太の芯を外して四つ取りで柄を作ります。 

 

杵の頭の材料も芯をはずした四つ取りですが、丸太が太くなるとどうしても臼の材料へ回ってしまいます。

しかし、丸太は根の方が太く先が細くなっていますので、太い部分は臼材へ、細い部分は杵の頭の材料へ、

と、念入りに全体の寸法を測ります。 

 

 

こんなふうに、1本の丸太から何をどのように取るかを考えながら仕入れ作業は続きます。

臼や杵を取って小さくなった材料からは、おまかせ机上名札の台木や表札の台木製作、

もっともっと小さくなった廃材は、薪として最後はりっぱにその役目を果たしてくれます。

樹齢100~300年もの丸太を使用するのですから、無駄のないように使い切ることも製造業の責任だと思っています。

 

アクシデントがあり、このたびは写真が少なかったので絵を入れてみました('-'*)。

 

なにはともあれ iPhoneを新調しなければ!!

寒さで電源が切れるというのはもう寿命。

 

そしてアイコス、寒冷地仕様にしていただけると助かります。

 

 

有難うございました<(_ _)>。

 

 

 

 

category : 近況 author : 大住 美春

太鼓とか机上名札とか、阿波銘木の4月の風景

こんにちは(^-^)/。

ブログを担当しております大住です。

心地良い日が続く4月の登別です。

栄転昇進などで机上名札表札プレートなどの受注の多い時期でもありますが、

使い終わった餅臼の修理や夏のお祭りに向けての太鼓の修理なども入ります。

(下記、一部机上名札のお客様名はモザイクをかけております)

 

それと平行に年末に向けての餅臼製作も始まっていまして社員は一日中フル回転。

その間にも、看板の修復や敷台の製作依頼などの飛び込りなどで一人何役もこなします。

特に登別室蘭地方は木工業者が少なく、丸太から塗装までこなす業者は今では当社のみかもしれません。

最近は伐採した丸太の引き取り依頼や、製材などのお問い合わせも多く、

倉庫はそういった材料で山のように溢れ、時間があればどんな商品でも創作できます。

ほんとうに時間と人手があれば、魅力的な木製品を造りたいという欲望に駆られます。

 

 

下記画像は丸太をチェーンブロックで吊り、旋盤に乗せて臼加工、隣の工場では太鼓の革の張替です。

こちらの太鼓は「そだね~」で有名になった常呂町の太鼓ですo(^0^*)o♪。

 

きれいになるよ~  そだね~~  

 

 

 今年は早々と倉庫の屋根の張替えも終えて、その横には製材された板や角材を積んで乾燥に入っています。

 

 

 気がつくと工場の隅では福寿草がうららかに揺れています。

 

 

4月の阿波銘木でした(^-^)/ 有難うございます。

 

 

 

category : 近況 author : 大住 美春

丸太、入りま~す!阿波銘木 (^-^)/ 。

3月5日、丸太が入ってきました。

イタヤ、ホオ、メジロカバは臼と杵

エンジュ、カラマツは机上名札

イチイ(オンコ)、ヒバは表札用に。

1月末に山へ行ったとき、めずらしく目にしたヒバ。

年輪がほとんど見えないくらい美しい木肌でヒノキにも似ていますが

もっとしっかりした材質です。

ほわっと黄色味がかった色合いと光沢はツゲにも似ていて個人的にとても好きな材です。

ツゲと言えば、藤井聡太さん、将棋の駒ですね。 

原木入荷!!

グラップルクレーンを操ってみたいといつも思います。かっこいい!!

手前が臼になるイタヤカエデ、隣が机上名札になるカラマツ。

イタヤカエデは径65cm、小川さんもすっぽり隠れて切断しています。

工場の中もだいぶん狭くなりました。丸太の切断作業はしばらく続きます。

 

以上 阿波銘木からの報告でした!

 

 

 

category : 近況 author : 大住 美春

山へ再び 原木仕入れ(^-^)/ 臼と杵の阿波銘木です。

新年の挨拶もそこそこに1月も終わります。

31日の今日は皆既月食、当社の窓からも神秘的な姿を観ることができました。

阿波銘木の空にも”スーパーブルーブラックムーン” ( T-T)ウルウル

 

今週はとても寒い日が続き2日前の29日も登別は冷たく凍り、滑るように山へ行ってきました。

昨年末は一番大きなが予想外な売れ行きで、今年の分に乾燥させていた荒削り材を急所仕上げなければならない展開となりました。

嬉しい悲鳴ではありますが、今年は十分な在庫に囲まれゆとりをもって年末を突っ走ります!。

しっかし山は寒かったです、ご覧のとおり ↓ 小川さんの顔も引きつり鼻水も( ̄ii ̄)ズル。

杵材、餅臼や机上名札表札材も買い付け、写真もそれなりに撮ったのですが、手が凍えてほとんどピンボケ状態でした(゚ーÅ) 。

ドカンと工場に運ばれてきたときにはバッチリ撮影して太くて大きくて魅力的な原木を紹介しますね!!

 

category : 近況 author : 大住 美春

在庫がない!そんなはずかしい商売をするな!

阿波銘木の大住です(^-^)/。

 

昨年末、急に”飾り用笑うっす!”のまとまった注文が入ったのですが、在庫がその半分しかなく、大変失望をさせてしまいました、ほんとうにごめんなさい<(_ _)>。

先代の大住 盛智社長の言葉が突き刺さります。

在庫がない! そんなはずかしい商売をするな! 

それで、シナの木の伐採が始まっていると聞きつけ、昨日2月16日、山へ吹っ飛んで行った次第です。

今時期の樹は、春に向かう成長前で、水の吸い込みも少なく、乾燥させても暴れが少なく、きれいな仕上がりが期待できます。

特に飾り用笑うっす!は太い丸太ではないので、素性が良ければほとんど捨てる部分もありません。

とりあえず、1000個分は確保して、月末にもう一度、山へ入ります。ここで言う山は、山林ではなく土場です^^。

この日は他に、伐採したばかりのホオの木もありました。しかも素性の良い美人揃い、ラッキーです。

きれいなの姿が目に浮かびます。

そして ↓ この太い樹は!! 特大餅臼ゲットかぁ! 

残念。これはドロの木、これは無理。でかいだけで使い物になりませぬ~~~(╥_╥);

その近くには、大きな大きなシナの木のガッポがありました。

真ん中がきれいに朽ち落ちて、まるでドラムカンみたい。私でも通り抜けられます。

公園にでもドカンと置くと、いろんな遊びが広がりますね。他にもテーブルやイス、いろんな用途がいっぱい!

この日は、名残り惜しむ雪の中に伐採された丸太が並び、春の風を呼んでいました。

春はもうすく! そして阿波銘木はやっぱり年末に向かって挑戦しています^^。

 

 

 

category : 近況 author : 大住美春
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