2019年1月、山へ
大寒も過ぎ、本格的な冬へまっしぐら!
北海道は登別の阿波銘木です(^-^)/。
木製品は丸太を製材し、半年から一年(物によっては三年以上)寝かせた乾燥材から製品作りが始まります。
1月17日、丸太を仕入れに山へ行ってきました。
今年になったばかりですが、来年以降の製品用です。
臼材の太い丸太も数本あり大喜びでiPhoneで写真を撮ろうとしたところ、
なんと!電源が落ちて真っ黒になってしまいました。
寒さの影響だとは思いますが、2014年購入のiPhone 6 、買い換えの時期を通り過ぎました。
画面も落として割れてますし、スピーカーにしなければ相手の声も聞こえません 。
あたたかな事務所で復活したiPhoneに残っていた写真をとりあえずUPすることにします。
氷点下6度の空は青く、空気は突き刺さるほど澄み渡り、ほっぺがかじかんでしまいます。
杵の材料のイタヤ材、伐採したばかりで小口がとてもきれい、まっすぐな姿もステキです。
吟味しているのは、杵の柄の材料です。丸太の芯を外して四つ取りで柄を作ります。
杵の頭の材料も芯をはずした四つ取りですが、丸太が太くなるとどうしても臼の材料へ回ってしまいます。
しかし、丸太は根の方が太く先が細くなっていますので、太い部分は臼材へ、細い部分は杵の頭の材料へ、
と、念入りに全体の寸法を測ります。
こんなふうに、1本の丸太から何をどのように取るかを考えながら仕入れ作業は続きます。
臼や杵を取って小さくなった材料からは、おまかせ机上名札の台木や表札の台木製作、
もっともっと小さくなった廃材は、薪として最後はりっぱにその役目を果たしてくれます。
樹齢100~300年もの丸太を使用するのですから、無駄のないように使い切ることも製造業の責任だと思っています。
アクシデントがあり、このたびは写真が少なかったので絵を入れてみました('-'*)。
なにはともあれ iPhoneを新調しなければ!!
寒さで電源が切れるというのはもう寿命。
そしてアイコス、寒冷地仕様にしていただけると助かります。
有難うございました<(_ _)>。