阿波銘木です。本年もよろしくお願い致します
登別の阿波銘木です。
昨年中は本当に有難うございました。
本年もよろしくお願いいたします。
2017 元旦
登別の阿波銘木です。
昨年中は本当に有難うございました。
本年もよろしくお願いいたします。
2017 元旦
阿波銘木の大住です(^-^)/。
10月に入り、工場は、いよいよ臼たちで賑わっています。
一旦、倉庫で乾燥に入っていた臼たちは、次々と工場に戻り、最終仕上げに入っています。
埃や汚れを磨き、ヒビは修理し、最後の割れ止めを塗って、出荷を待ちます。
10月11日、今日の登別の、朝の気温は8度(*゚ロ゚*)。
道端の花たちが終わりを告げると、阿波銘木では臼真っ盛り!となります^^。
阿波銘木の大住です (^-^)
8月3日、北海道八雲町の”JA新はこだて八雲気基幹支店”様へ餅臼を納品致しました。
ドド~~~ン (゚・゚* ホレボレ
大きな餅臼は、それだけで貫禄ですが、文字を入れると、その迫力に圧倒されますね。
文字を貼りながら惚れ惚れしてしまいましたので、JA新はこだて八雲店様にお願いをしてブログで紹介させていただきました。
有難うございます。
こちらの餅臼は、八雲町で生産されております、白さと程よいコシのある餅米【風の子もち】のPR活動に活躍するそうです。
JA新はこだて青年部「八雲餅つき隊」の皆様が、イベントなどへ出向き【風の子もち】の美味しいお餅を搗いてくれるそうですよ!
楽しみですね^^。ぜひ、登別にもいらしてください<(_ _)>。
関連して申しますと、北海道渡島檜山地域で唯一「もち米」を生産している八雲町をPRするために生まれた「もち米の精霊」様がいらっしゃいます。
ゆるきゃらじゃないですよ。やくもっちぃ という名の精霊です(o^-')b 。
阿波銘木の大住です。
1ケ月前ほど、欅の臼 6基の修理依頼がありました。
他で一旦修理をしたものの、詰め物が浮き上がり水漏れも直らず、当社に辿り着いたということです。↓
拡大すると、白い詰め木が浮き上がり、ヒビも全体に広がっています。
下の図は一見修理をされているように見えますが・・・・
拡大すると、ボンドが浮き上がりヒビが開いています。
木工用の白ボンドでは臼の修理は無理なのです。
そこで阿波銘木の登場です(^-^)ノ゙。
水を使用する臼は大きく呼吸します。つまり膨張と乾燥の繰り返しですので詰め物は弾き出され、お餅にくっつき、場合によっては食べてしまいます(¨;)。上の図を見て下さい。当社の修理はとても丁寧で綺麗です。ヒビ1本1本の回りを養生し、ビビの根本まで完全に塞ぎます。それは、見えないアリの巣を退治することにも似ています。
本州では欅の臼が多いようですが、どの材質でも管理次第で寿命が縮んでしまいます( ┯_┯)。
また、修理は出来るだけ手を掛けない状態で持ち込んで下さい。最初の図のように詰め物や白ボンドなどを使用されますと、それをすべて取り除き、最初からやり直す手間がかかり、修理代も高くなってしまうのです。
さて、欅の臼たちもやっと美しく仕上がりました。
なんだか急にお餅が食べたくなっちゃった(*^.^*)!!
大晦日まであと80日となりまして、臼のお問い合わせもチラホラと入ってくる季節となりました^^。
先日、ヒビと言うにはあまりにも大きく割れた臼が入ってきました。
割れの部分に木切れを入れ、鎹(かすがい)を打ち、箍(たが)で巻いた修理の後が伺えます。
木臼は、水で膨張し、乾燥で縮む、を繰り返しますのでむしろ逆効果でして、鎹も箍もやがて緩みだし、
返って臼を傷つける結果となり寿命を縮めてしまいます。
木臼は丸太です。板を合わせた桶や樽とは修理方法は異なります。
↑ 箍を巻いても底の部分も割れたままです。
↓ 鎹を打っても割れは塞がりません。
そこで、阿波銘木の登場です(^-^)!
修理方法は、当社独自の製造方法に関わりますので詳しくお伝えできませんが<(_ _)>、
最後にこれ以上割れを進行させないために蝶々のような”ちぎり”を埋め込み完成いたしました。
割れが大きかったので、縁周りにも”ちぎり”を埋め込んでいます。
長く大切に使用するためにも、定期的に臼の管理をして下さいね!
もうすぐ、餅臼たちの活躍が始まります^^。
意味深なタイトルになりましたが、杵の危険性と、安全な杵の構造のお話です。
杵の柄にゆるみがあると、杵先が吹っ飛び、誰がに当たったことなら大変な怪我をしてしまいます。
当社の杵は、振り下ろすほどに、柄が杵先に締まっていくという、危険防止な構造になっています。
若干わかりづらいかもしれませんが、くびれから上がなだらかに太くなっていきます。
↓
こうした加工や工夫により、安全で楽しいお餅つきを提供できるよう、日々心がけております(^-^)/。
10月に入り、餅臼周辺が賑やかになってきましたが、餅つきをご予定のみなさま、
先日持ち込まれた臼です。ヒビはそれほど問題はありませんが、カビが深いところまで発生していました。
カビを放っておくと、木が腐ってしまい、修理をしてもポロポロと木くずがむしれ、突きたてのお餅が、
木くずだらけになってしまいます。腐れる前にカビを取り除かなければ!
こちらの臼は、木がしっかりしていましたのでさっそく修理を致しました。
↓
まるで上の写真が嘘のようにとてもきれいになりました、ヘンシ~ン☆♪( *^-゚)/⌒☆
最初に殺菌をして、ここでほぼカビをやっつけてしまいます。
次に旋盤で2.3㎝ほど彫り削り、気になるヒビも直してしまいます。
最後にもう一度殺菌をして、ペーパーで仕上げます。
こちらの修理は5日ほどで仕上がり、料金は 37,800円(税込)でした。
みなさまも早めの点検をしてくださいね。