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阿波銘木 公式ブログ

有限会社 阿波銘木 公式ブログ

想い出の力には敵いません。けやき臼修理。

 

登別の阿波銘木です。

年を追うごとに臼の修理依頼が増えております。

有難うございます。

想いでの詰まった臼ですから、修理をして使用するのが理想なのですが

10年以上にも経ちますと、木の材質そのものが傷んでいることが多く、修理をしてもいつまで現役でいられるのかが心配になります。

また、修理料金も高いものになりますので、そういった場合は新しい臼のご購入をお勧めいたします。

しかし、どんなに新しくきれいな臼も、想い出の力には敵いません。

 

おじいさま手作りのケヤキ臼、修理ご依頼です。

 

こちらのケヤキ臼は、年期もさることながら虫食いの跡もありますし材質そのものが朽ち始めていました。

鎹(かすがい)をはずし、虫を駆除するために一旦電子レンジをかけ、修理に入りました。

朽ちた部分を下地が出るまで削り、大きな割れを閉じていきます。リボンのような”ちぎり”で左右を締めます。

小さなビヒには強力過ぎまくる接着剤で完全密封。

 

 

頭の部分もしっかり!

 

 

肝心なお餅を搗く部分は丁寧に丁寧に。 そしてどんどん蘇ってくる  

 

 

取ってを彫りなおし、最後に割れ止めを塗ります。

 

 

修理完了! たくさんたくさん想いでを重ねていってください。

こちらの臼は古い材質でしたので当社でも見守り続けて行きたいと思っております。

有難うございました!!

 

 

 

2018年 今年もあと1ケ月なんですね。

平成ラストのお正月までカウントダウン!

 

 

 

 

 

category : 修理 author : 大住 美春

水を張るのはなぜですか?

専属のWEB担当者を導入したとたん、社長がヘルニア=いわゆる脱腸で緊急入院・手術、という事態になり、アタフタと週末が終わりました。

 

そんな訳で、丸30年主人と会社を支えてきた・・? 大住美春の初ブログです。

今後ともよろしくお願い致します。

 

昨日のブログの中で、WEB担当のK.O君が修理のウスについて軽く触れていますが、

修理で一番多いのが、1位はやはりヒビ割れです。2位はカビ、腐れです(特に底)。

この1位と2位は比較的同じ状況の中で発生しています。

 

真っ先にお客様に質問します。

「お餅を突く前に、何日くらい臼に水を張っていますか?」

平均が3日、長くて1週間という回答もありました。

そこでもう一度質問します。

「なぜ水(またはお湯)を何日も張るんですか?」

 

ほとんどの回答はこうです。

「人に言われたから」「以前からやっていたから」

 

これが木臼を駄目にする一番の原因です。

 

丸太は水分を含むと膨張します。

伸びきって割れたくてムズムズしているところへ

餅突きが終わって今度は乾燥が始まります。

乾燥は表面から始まりますが、内部にこもった水分はなかなか乾燥はしません。

 

この時です。乾燥した表面が、膨張した内側の木に耐えられなくなり

バリっ!と行くのは!

             

大きなヒビですと、修理代が 50,000円ほどかかりますし、

修理にも大変な手間がかかります。

 

水(または湯)を張るのは、蒸かした餅米が臼にくっつかない為だけのことです。

また、杵も同様に蒸かした餅米がくっつかないように、多少、水やお湯でうるかしたりします。

ですから、水(または湯)を長時間入れておくのではなく、軽く湿らせる程度で十分なのです。

 

当社HPの”餅臼管理方法 https://awameiboku.com/usu/manual” でも

説明をしています。

 

上手に使って、何十年も餅突きを楽しみましょう!!

 

category : 商品紹介 author : 専務の大住美春
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