臼が割れそう、修理はおまかせ!阿波銘木です。
北海道の天気予報図に、いよいよ雪だるまマークが登場しました。
雪だるまマークの登場とともに、当社も年末に向かっていよいよ活気付いてきます。
そんな中、ヒビだらけの臼が運ばれてきました (゚ロ゚*)!!
材質はマカバ。皮付きだったため、皮に守られ、ヒビが大きな割れに至らなかったことが幸いでした。
比較的浅いヒビだったことと、お餅を突く口が浅めでしたので、旋盤で多少彫り込み、まず浅いヒビを飛ばしました。深めのヒビと縁回りのヒビの修理は不可欠でしたが、何よりも、皮が剥がれてきていましたので、皮と木の隙間を埋めることに時間が掛かりました。
下図の修理前の写真では、皮と木が剥がれていますが、修理後の写真では、しっかりと隙間を埋めたことがわかります。ヒビもきれいになりましたね^^
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修理完了! まだまだ大活躍できますね!ばんざ~いo(^▽^)o
皮付きの臼は一見ヒビや割れが入りにくそうですが、やはり丸太です、皮で守られるのにも限界があります。放置しておくと、ヒビが深い割れとなり、底から水が漏れ始め、やがて、カビや腐りの原因となります。
保管場所は乾燥をさけて、通気の良い状態を保ってください。
当社に問い合わせなどがありましたら、事前に状況がわかる写真を、メールに添付していただくか、またはFAXしてくださいますと大変助かります(o^-')b 。