menu
阿波銘木 公式ブログ

有限会社 阿波銘木 公式ブログ

令和元年 7月のこと

 登別の阿波銘木です(^-^)/。

 7月も風のように過ぎてしまいましたが、ブログに書き留めておきたいことが多々ありました。

 

7月20日は、阿波銘木のすぐ近く、登別市鷲別小学校のグラウンドで『登別市総合防災訓練』が行われました。

朝8時30分、防災訓練とわかっていてもサイレンとともにスピーカーから「大津波です、大津波です」と発信されるのはやっぱり不気味です。

あたふたと行ってきました(^◇^;) 。

情報収集のためのドローン飛行の訓練も実地。

初めて間近で見ましたが緊迫した中、かなりの感動を覚えました。

 

そしてさらに感動することがっ! 

立派な校舎に生まれ変わった鷲別小学校内の防災設備を見学するため、玄関ホールに入ったとたん!!

(*゚ロ゚)!! それがありました。

当社で寄贈させていただいた和太鼓が玄関ホールにドーンと飾ってあるではありませんか(T-T )( T-T)ウルウル。

息子の母校 鷲別小学校 ばんざい!! ありがとうございます  

昨年は北海道も大地震に見舞われ、河川敷に工場兼住宅を持つ私どももほんとうに怖い体験をしたしました。

このたびの防災訓練は今後のための良い経験となりました。

 

7月23日、社員の小川さんが、工場のシャッター下に落ちていたすずめの雛を拾ってきました。

雨が多かった7月ですが、この日も朝から雨で、小さな雛は冷たくぐったりと濡れていました。

ダメかもしれない、と思いつつ、両手に包み込み息を吹きかけ暖を与えると、小さな声で鳴き始め、動き出しました!。怪我も無さそうです。

コザクラインコを雛から育てたという経験も手伝って、まずは小さな箱に藁をひいて巣を作りました。

鳥小屋の敷物として通常は新聞紙やキッチンペーパーを使っていますが、藁やチップは必要に応じて備えてあったのが役に立ったというわけです。

防災訓練と同じで、何事も備えあれば憂いなし ですね、やっぱり(^-^)!。

泣き声に力が入ってくると、今度は食事。

ゆで卵の黄みをつぶし、喉の奥に送り込み、多少無理やりですが、飲み込ませます。

当社の社鳥(しゃちょう(^◇^))も心配そうに覗いていますね、たぶんもう大丈夫  ϵ( ‘◇’ )϶!

育てたい気持ちが強かったのですが、情が移り、たぶん、この子はこの子で自然には戻れないだろう、と判断し、市の農林水産部へ引き取っていただきました。

野鳥や野生動物などを拾ってしまった場合、市に相談してみることもひとつの手段です。

この子は無事大空へ飛び立ったかな、空を見上げるたびに想い出します。

 

 

7月26日、4月にリニューアルした隣町、室蘭道の駅”みたら”にて、新製品を展示販売いたしました。

20年前の白鳥大橋開通時、室蘭発人口水晶で開通記念碑を作成したのが阿波銘木、当社です。

当時大反響を呼んだ記念碑をそのまま木製一位材で再現し販売を開始いたしました。 

登別ふるさと納税返礼品の”飾り用笑うっす!”や幸運のお守り”水晶ブレスレッド”も常時販売しています。

近隣の商品もどんどん増えて、とても親しみやすくなった”みたら”道の駅。

ソフトクリームの美味しいことは言うまでもありませんね(o^-')b グッ!

 

 

目を通していただき有難うございました (^-^)。

 

      

  

category : 近況 author : 大住 美春

太鼓修理 息子の母校 登別市立鷲別小学校

阿波銘木の大住です。

登別市立鷲別小学校様より和太鼓の革張替のご依頼がありました。

 

当社と同じ地区にあります鷲別小学校では、平安時代から伝わる、農業の振興を図り豊作を祈願したときに舞ったとされる伝統芸能を子どもたちが受け継いでいます。

時代とともに神への信仰心から、獅子頭を持ち回り村々を訪れ、悪魔の退散、五穀豊穣、家族安泰を願い行ったのが現在の形、”鷲別子ども獅子舞”です。

この伝承活動に不可欠で大切な太鼓、そして息子の母校でもあります。

 

革だけではなく太鼓全体に年期が見られましたので革張りのついでに胴の修復も手掛けました。

駆け足ですが、修復の流れが子どもたちへの参考になると嬉しく思います。

 

痛んだ革や鋲を外し、褪せた胴に色を着色します。

目立った傷は手先で補修し、それから全体に色を吹き付けます。

  

 

着色が乾いたら、太鼓の取って、カンを打ち付けます。

このたびは、当社先代社長がデザインしましたカンを付けました。

阿波銘木の ”阿” 

 

 

和牛生革一枚物(丸革)を太鼓に合わせて裁断します。雄のホルスタインです。大きいですね。

 

 

切断した革は水に浸して柔らかくしなやかに戻します。

革が十分柔らかくなったら、いよいよ胴に張っていきます o(^o^)o わくわく。

 

タンバックルで革を引っ張って、さらに革の上からかかとで踏み伸ばします。

革を伸ばし、引っ張って、を繰り返し繰り返し、音が決まるまで続きます。

 

完成!? いえいえまだまだ!! 

 

鷲別子ども獅子舞 太鼓

完成です !! 

 

人々の幸せを願う獅子舞を、受け継いで、守り伝えていくこと

そんな子どもたちを私たちは誇りに思います。

 

このたびはほんとうに有難うございました!

 

  

category : 修理 author : 大住 美春
カテゴリー
最新記事
アーカイブ
カテゴリー
最新記事
アーカイブ
facebook
Twitter
TOPへ戻る