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阿波銘木 公式ブログ

有限会社 阿波銘木 公式ブログ

突っ走る絶景!オロロンラインからオホーツクラインへ!

 

登別の阿波銘木、大住です(^-^)ノ゙

夏季休暇を利用して行ってきました、オロロンラインからオホーツクライン2泊3日車中泊。

山なし、信号機なし、電線なしの海岸線を一直線。

感動の思い出を走り書きします。

 

 

登別から深川経由で留萌まで高速3時間。稚内の標識を目にして、ここからいよいよ出発!という感じです。

 

 

 

留萌を抜けて小平町の道の駅"おびら鰊番屋"で一息ついて 国道232号線から道道106号線へぶっちぎる。

オトンルイ(下左写真)、サロベツ原野へと(下右写真)。

北海道に住んでいても、360度の地平線など見たこともない別世界。

目の前に続く空と原野と一本線。絵の中を走ってる。

楽しかったり悲しかったりの、人生の想い出たちがいっぺんに吹っ飛んで、このまま大自然に溶けてしまう、

そんな不思議な感覚。

とにかくヒャッホ~~~!!

 

吸い込まれるようにあちこち遠回りしながら、留萌から5時間かけて稚内到着!

この日の走行480キロ。往来車も少なく最高で快適すぎるドライブでした。

”道の駅わっかない”は、トイレが広い!綺麗!大きい!(洗濯・洗髪はしないでください、と注意書あり^^)。

ゆったりとしたラウンジに、セイコーマート、映画館ありと、長旅の体に元気をチャージ!!

8月10日この夜、花火大会がありとてもラッキー。

夜は、ぎゅうぎゅう詰めの駐車場で愛鳥ハルと車中泊 ☆(*^-')b☆。

 

翌朝、高台の稚内公園へ。いろいろな記念碑が建っています。中央の写真はオランダ風のお土産屋さん。

公園の高台からは稚内の町と海が一望できます(右図)。

 

そして、ずっと昔から行きたかった”氷雪の門”で知られる 九人の乙女の像。

ほんとうを書きますと、彼女たちに会いたい一心で稚内まで走ったと言っても過言ではありません。

1945年8月20日、戦火の中、樺太真岡町の真岡郵便局で自決した九人の電話交換手。

『交換台にも弾丸が飛んできた。もうどうにもなりません。局長さん、みなさん…、さようなら。長くお世話になりました。おたっしゃで…。さようなら』

通信最後の言葉。当時の樺太や稚内の悲惨な記事を読みながら、高ぶる感情を抑えきれませんでした。

戦争を知らない、では済まされない事実。彼女たちに言いたかったこと。

 ありがとう 

 

目を林に向けると、えぞ鹿たちが公園に遊びに下りてきていました。辺りを警戒しているので人には慣れていないようです。

”エサを与えてはいけません” 大きな看板が立っています。共存ということは、こういうことなのでしょうね。

すぐ近くに、南極犬慰霊碑が建っていました。

タロウとジロウを想い出します。

 

公園から下りると、ノシャップ岬はすぐ近く(下左写真)。

そして、道道238号線、これまたすばらしい海岸線をどんどん進むと、31㎞先に日本最北端、宗谷岬です。

北極星のひとつの角を三角錐としてデザインしたモニュメントは、ご覧の通り撮影スポット(下右写真)。

この三角形の中央に収まっての記念撮影に長蛇の列  ('∇^d) ナイス☆。

 

再び238号線オホーツクラインを直行!30分ほどで最北端の村、猿払町”道の駅さるふつ公園”に到着しました。

牛乳・バターはもちろんですが、ホタテづくしのグルメ、ホテル、銭湯、コインランドリーも隣接!。

裏手(横?)には、バンガロー付きのキャンプ場がのどかに広がっていました。 

旅人には至れり尽くせり。

 

どんどん走って行くと、見渡す限り、牛!牛!牛! 牛の惑星かという光景に出くわします (゚ロ゚*)!!。

なるほど!さるふつ村が、牛乳やバター、アイスクリームで有名なわけです。

どの辺りだったか忘れましたが、牛の像が立つ”よつ葉乳業”の大きな工場もありました。

そうして、238号線を村道エサヌカ線(下右写真)に入ると、またも360度何もない一直線。走る走る走る。

空と大地と風と、なんという一体感!!

 

浜頓別町”北オホーツクはまとんべつ”は木の香りの漂うとても心地よい道の駅。

3ケ月前の5月にオープンしたばかりだそうで、ホテルのラウンジかと見間違えるほどの美しさ。近くには砂金採掘公園があるそうです。

一攫千金の夢を来年に誓い、夜8時、船の形の枝幸町道の駅”マリーンアイランド岡島”へ到着。稚内からここまで約120㎞。

心地良い小雨に誘われて、このままここで車中泊。

もちろん相棒のコザクラインコさんといっしょですϵ( ‘◇’ )϶。

 

翌朝7時、台風情報に後押しされて、道の駅開店前にスタート。

走ること1時間、飛行船が見えてきました。雄武町”道の駅おうむ”です(左写真)。

雄武町教育委員会様には、餅臼・杵を購入していただき、

”めだか塾”のキャラクター、赤いリボンとみどりの帽子のめだかも作成いたしました。

めだかたちが大きく育ってイルカやクジラになるといいな (^-^)。

子ども育成会のみなさま、ありがとうございました!

 

興部町の”道の駅おこっぺ”は、噴水とベンチと小さな小川の流れる凝った公園が魅力的!。

しかも!ほんものの列車がレトロな休憩所になっていて、無料で宿泊できるんですっ、ステキ!

来年はここで雑魚寝に決まり (*^-')b。 

 

紋別で久々にセブンイレブンを発見。稚内からここまで、コンビニと言えばセイコーマートしかなかったように思います。

少なくとも稚内はコンビニ=セイコマです。道内は元より道外の旅人にもとても人気がありますねヾ('-'*)。

ここ紋別から網走まで突っ切る計画でしたが、見上げた空はどんより不安な灰色です。

思い切って旭川方向へハンドルを切り、帰ることに。

40分ほど走ると、絵本から飛び出したような可愛らしい道の駅が見えてきました。

滝の上町”道の駅 香りの里たきのうえ”。

売店には、職人技光る木工品が展示販売されていて、目を奪われることしばし。 

2階は観光協会事務所になっていて、滝の上町の見所など伺うことができました。

その節はありがとうございました。

 

そして、今度は360度山に囲まれた山道を通り、高速を走り抜け、雨の登別へ。この日の走行480km。

オロロンライン、オホーツクラインの果てしない一本道。すばらしい余韻は今も消えることはありません。 

そして、旅の道連れ、コザクラインコのハル!!

またどこかへ走り出そうぜっ!

  

 

最後まで読んでいただきありがとうございました 

 

 

category : 近況 author : 大住 美春
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