1929年式 スーパー・シックス・エセックスクーペ 木製スポークに感涙の日。
阿波銘木の大住です。
「洞爺クラシックカー&アートギャラリー」へ行ってきました。
クラシックカーの知識は皆無なのですが、何よりも洋画が好きで、すでに頭の中にはボルサリーノやゴットファーザーの世界が広がっていました。
洞爺湖温泉メインストリート沿いにあって、ガラスのショールーム越しには、やっぱりそれらしき世界がっ!!
隣接するカフェレストラン「パーラーふくだ」さんに声をかけると気兼ねなく中へ案内してくれました。
(*゚ロ゚)!!やばいです。マーロン・ブランドとかアラン・ドロンの気配...。
しかもなんとっ!「TOYOTA2000GT」がっ! (T-T )( T-T)ウルウル
しっかりナンバーも付いています、2000.
しかし、私の目を釘付けにしたのは「1929年式 スーパー・シックス・エセックスクーペ」。
車が渋いのは当然ですが、木製の車輪、木製スポークなんですね。
細いタイヤでたぶん砂利道に近いであろう道路を車体を支えながら走行していたのですね。
材質までは調べてもわからなかったのですが、樫の木のようにも思えます。
銘木屋を営みながら、こういった木材の歴史や文明を知らなかったことにショックを覚え、
また、今以上木材に愛おしさを感じ、ギャング系洋画の見所も大きく変わるであろうとしみじみと感じ入った次第です。
良いもの、本物を見るということで体中が刺激を受け、自分の中でそれがどんな展開になっていくのか、どんな製品造りに生かされて行くのか、それは未知への挑戦です。
クラシックカーは年に2台ほどの入れ替えがあるそうで、まるでアル・パチーノに会えるかのように毎年通いたいと思っています。
ある種のロマンに包まれて「パーラーふくだ」さんで”焼きチーズカレー”を堪能し、目の前に広がる洞爺湖を後にしました。
展示されております車の写真と詳細などは ”*...カフェ 日和...*” さんのブログにて、とてもわかりやすく解説されておりますのでご興味を持たれた方はぜひご覧下さい。