祈 合格!餅臼は力強い応援団。そして神聖な由来。
阿波銘木の大住です。
2017年、新しい年を迎え、おめでたいことが大好きな餅臼たちは、新年会や卒業式へ引っ張りだこです^^。
1月18日、本日、滝川市立江陵中学校様へ、餅臼 2基、杵6本を納品致しました。
江陵中学校では、毎年2月、PTAの皆様が主体となって、受験生たちへ祈願を込めて校内で盛大に餅搗きをするそうです。
こちらがご購入していただいた餅臼です(*^^*)。
思いを込めて文字を作成させていただきました。
このように、お祝い事や神聖な行事には、古来より欠くことのできない餅搗きですが、その由来をたどってみますと、
ひとつには、お餅は、稲作の象徴であるお米で作られること、まるい形(鏡餅=満月=昔の丸い鏡は神様の象徴=生き魂の象徴=三種の神器「八咫の鏡」)は、霊が宿る神聖なものとされ、そのお餅を作る餅搗きという行いには、羽根つきや豆まき同様、邪気を打ち払う力があります。
また、臼と杵は女性(臼)と男性(杵)を表し、子宝に恵まれる、子孫繁栄、家の繁栄の象徴とされています。
そうして餅搗きは、ひとりでは出来ないことから、みんなで協力して、みんなで分けあって食べる、というコミュニケーションとしての役割もありました。
邪気を打ち消す・子孫繁栄・長寿・コミュニケーション・なんでも来い!の餅搗きなんですね。
滝川市立江陵中学校の3年生、そして皆様に、たくさんの笑顔が訪れますように!
ほんとうに有難うございました!!